むくみ取りにはあまり漢方薬は使われませんが、使うとしたら当帰芍薬散です。

これには代謝を上げて余計な水分を体外に排出する効果があるからです。

当帰芍薬散

ただ、あまり数はいませんが「飲んだら太った」っていう人も一定数います。

これは何故かって「健康体になって脂肪がつき始めた」から。

 

ある意味効いてる証拠だったりするわけです。

当帰芍薬散は太る?

当帰芍薬散は体中の血行を良くして、水分の代謝を上げることでむくみを取り除くむくみ取り漢方薬です。

 

むくみの原因は体の冷え。

あなたがむくみやすいかどうかは、手足の温度やトイレに行く回数で分かります。

 

夏でも手や足が一日中冷たくありませんか。

それかもしくは、水をたくさん飲んで中々トイレに行かないとか。

そういったタイプの人は体の水分代謝の悪い人です。

 

体に余計な水分が溜まると水風船みたいに膨らんで太って見えます。

 

だから、その水分の代謝を上げてむくみを散り除きましょうっていうのが当帰芍薬散の狙い。

 

当帰芍薬散を飲んでたまに「太ってしまった…」って人がいますが、これはその人が健康体に近づいた証拠です。

元々、当帰芍薬散っていうのは虚弱体質の人が飲む漢方薬です。

 

虚弱体質の人って食が細くて痩せ型が多いです。

当帰芍薬散を飲んでその虚弱体質が治ると、食欲がもとに戻ります。

そうなると食事量が増えるわけで体重が増えだします。

これってつまりは健康になったって事ですけど、見方を変えると「太ってしまった」という事にもなるわけです。

 

だから、「あまり食べない人の食欲が戻って太った」だけであって、あなたが当帰芍薬散を飲んだからといってその副作用で脂肪が溜まってしまうってものでもないわけですよ。

 

飲む人によっては太るどころか、逆に痩せたっていう人もいます。

これはどういう人かって言うと、「水太り」で太ってしまった人。

さっきも言ったように、当帰芍薬散は体の血行を良くして体に溜まった余計な水分を押し出す効果のある漢方薬です。

 

水太りの人は、水分の巡りが悪くて年中体全体がむくんでで太って見えるタイプの人。

そう言った人の代謝が上がると、体の外から入ってくる水分の量に対して「出ていく」ほうの水分の量が増えます。

そうなると細胞のすき間に余計な水たまりが出来なくなるので、スリムに見えるようになるわけです。

 

当帰芍薬散を飲んで、トイレに行く回数と尿の量が増えたら効いている証拠です。

かなり即効性のあるタイプの漢方薬なので、飲んで一週間くらいでむくみは消えます。

 

ただし、太った原因が「水太り」じゃなくって「ただ単に脂肪が増えたから」である場合には効果はほとんどありません。

あくまでも「水分の代謝を良くする」漢方薬であって、代謝を上げても脂肪を燃焼させる効果が無いからです。

 

脂肪を燃やして痩せたいって人は当帰芍薬散ではなく、防風通聖散がおすすめです。

肥満外来でも使われている痩せる漢方薬なのですが、「基礎代謝を上げる効果」があるので確実に痩せます。

防風通聖散で半年で30キロ痩せる方法とは?